「仕事や自分時間の確保のためもっと家事の時短をしたい…」
そんな思いを抱えながらも、日々精いっぱい家事育児を頑張るみなさん、本当にお疲れ様です!
私は会社員として16年勤めた後に、全くの未経験分野でフリーランスに転向。
ただ、3人の子どもをワンオペで育てる中でスキルアップや仕事時間を捻出をするのに苦労しました。
そんな自身の経験も踏まえて、今回の記事では、
食洗機・ロボット掃除機・ドラム式洗濯乾燥機といった時短家電に頼らずとも、
”今すぐできて効果絶大”な家事の時短アイデア・テクニックを
以下の指標をもとにランキングでご紹介!
- 時間短縮効果(週あたりの削減時間目安)
- 取り入れやすさ(簡単さ・心理的ハードル)
- 持続性(金銭的・継続しやすさ)
私自身が取り入れてうまくいった・失敗したエピソードも含めて、料理・掃除・洗濯の各カテゴリーでおすすめのテクニックを10個ずつ、計30個ご紹介します。
あなたがまだ取り入れていないものも見つかるかも!?
最後に30アイデアをリスト化したので、ぜひスクショしてチェックリストとして使ってみてくださいね!
料理の時短テク10
多くの方にとって、家事の中で最大の時間を要するのが「料理」ではないでしょうか。
そこで、時短術としてまず取り入れて欲しいのがこの料理カテゴリーのアイデアです。
こちらが取り入れやすさや持続性なども加味した、お金をほぼかけない時短効果ランキングトップ10です。
料理の時短テク ランキング トップ10
※週あたり削減時間をはじめ、取り入れやすさや持続性は主観的な評価です。各家庭ごとに前提条件が異なるので、あくまで目安としてお考えください。
では、1位から順にそれぞれ解説していきます!
1位 買い物リストを作成
やること
- スキマ時間で買うものを事前にリスト化
- スーパーに行く日を固定(特売目当てで何度も行かない)
効果
- 買い忘れや無駄買いを防ぐ
- 買い物の際迷ったり、考えたりすることがなくなり早く済む
食材の宅配サービスなどを利用せず、普段からスーパーで買い物をしている場合、日々の食材の調達自体にかなりの時間を取られます。特売だからと何度も行くと時間もお金も逆に失いますよね!
2位 朝食は定番・ローテーション化
やること
- 朝食のメニューはパターン化+ローテーション化
- なるべく凝ったメニューにしない
効果
- 献立に悩む時間削減、”慣れ”の効果でスピードが上がる
- あらかじめ決めておく事で、買い物(のリスト化)がしやすい
私自身は、パン食の日とごはん食の日を交互にしていて、パンの時は目玉焼き+ヨーグルトwith季節のフルーツ、ごはんの時は味噌汁+納豆+のり等、それぞれメニューもだいたい定番化させています。
ただ、いつも同じパターンだと子どもも自分も飽きるので、たまにはフレンチトーストやホットケーキなど、変化球を入れています。
3位 割烹着・作業着の着用
やること
- 調理・家事用の割烹着(作業着)を準備
- 調理前にすぐに着用できる場所にセット
効果
- 衣類の汚れを気にせずに作業に集中できる
- 仕事用の衣類が汚れたり傷んだりすることを最小限にでき、洗濯時間等も削減
割烹着とは、袖をすっぽり包むスタイルのエプロンです。昔ながらの白いもののイメージがあるかも知れませんが、最近はくすみカラーだったりワンピース風などデザイン性の高い割烹着も出ています。
エプロンはおしゃれですが、汚れやすい袖が出てしまうので、割り切って割烹着がおすすめです。上から切るだけなので簡単ですし、冬場は暖かくて一石二鳥です。逆に夏場は作業着に着替えてしまったほうが汗問題もなくなるので作業着に着替えることをお勧めします。
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4位 1週間分の献立を先に決めておく
やること
- 週末に先一週間の献立(朝・夜)を大まかに決め、書き出す
効果
- まとめて買い出しすることとセットですれば、足りない食材がなくて済む
- 都度献立に悩む時間が減り、献立の偏りを防げる
このやり方は、食材の宅配サービスなどがある場合は特に効果が高いです。
あらかじめ配達される食材がわかっているので、その食材で何曜日には何を作ると決めてしまうのです。自分で買い物に行く場合も、献立を考える前後にできればより効果が高まります。
私の場合は、1週間先の献立を考えるのに30分程度はかかるのですが、週末まとめてやることで、忙しい平日に献立に悩まなくても良いのは助かっていました。
ちなみに、多少お金をかけてもいいという方は、献立があらかじめ決められている宅配サービスが断然お勧めです。
私も過去にOisix、大地を守る会、パルシステムなどの食材の宅配サービスを利用した経験があります。
でも、ただのミールキットだと、結局他のメニューと組み合わせる必要があったり、毎日使うにはかなり割高だったりするんですよね。
その場合、私はヨシケイの宅配サービスがイチオシです。
ヨシケイは、献立があらかじめ決まっているタイプの食材宅配サービスがメインなので選択肢も多すぎずシンプル。実際に利用してみて味も美味しく、レシピもわかりやすい。お値段もお手頃だと感じました!
献立を考えるのが大変、買い物に行く時間もない、とにかく料理の手間を減らしたい!
とお考えの方にはとてもオススメですよ!
5位 週末に作り置き・冷凍
やること
- 定番副菜を作り置き・冷凍
- 食材の下拵えまでやっておく
効果
- 週の前半は作り置きした食材だけで副菜はOK
- 1品出来上がるまでのスピードが上がる。
実際に私がやっていることは、こんな感じです。比較的時間がある週末の朝・昼・晩ごはん作りのついでにやっています。
- きんぴらごぼう/蓮根・ひじきの五目煮・切り干し大根煮の3品を作り置き
- 蒸したささみ・ブロッコリーを常備➡︎他の食材と合わせてすぐ1品できる
- ちぎったレタスをお湯で処理して冷蔵庫保存➡︎すぐサラダにできる
- ゆで卵を作っておく ※ただし茹でると2日程度しか日持ちしないので注意
- 鶏肉を塩麹やヨーグルト漬けにしておく➡︎様々なメインメニューに活用
- きのこ類・油揚げは冷凍保存➡︎冷凍のまま汁物に入れて使える
週末に出かけてしまったり、他の家事・育児で忙しいとなかなか手が回らないのですが、少しでもできると翌週気持ち的に楽になること間違いなしです。
6位 仕切り付きプレートに盛り付ける
やること
- メラミン樹脂製の仕切り付きプレートを購入
- 朝食など、簡単メニューの際に利用
効果
- 配膳がしやすくなる
- 洗い物が減る
- 磁器っぽい見た目だが割れない
- 献立のパターン化に役立つ
こちらのアイデアは、家族分揃えるのに5,000円程度の初期投資と収納スペースが必要にはなります。ただ、盛り付け・配膳・洗い物の時間を減らす効果がかなり大きいので、朝ごはんだけでも利用価値は高いです。家族の人数が多い方には特にオススメです。
仕切り付きプレートだと給食やバイキングで使われるような真っ白なものをイメージする方もいるかも知れませんが、最近では木目調のものもあったり、雰囲気もそれなりにあるものも販売されています。メラミン樹脂製はプラスチックっぽさもなく、小さいお子さんに限らず大人でも使う違和感のない素材です。
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7位 大皿→各自取り分けスタイルにする
やること
- おかずは大皿に盛る
- 夕食など、品数が多いメニューの際に利用
効果
- 配膳がしやすくなる
- 洗い物が減る
こちらのアイデアは、6位のアイデアと逆の発想ですが、各自で取り皿に取り分けるスタイルです。取り皿1つでおうちバイキング形式にします。
お子さんがある程度大きいこと、好き嫌いなく食べられることなど、食卓テーブルの広さなど、取り入れるには色々と条件が必要ですが、1つ1つの小皿に盛る手間や洗い物を多少減らす効果はあります。これも家族の人数が多い場合に特にオススメです。
8位 宅配・ネットスーパー活用
やること
- 食材宅配専門業者の選定・サービス利用契約を結ぶ
- よく行くスーパーがネット注文・配送サービスを利用していたら利用登録する
効果
- スキマ時間に注文ができ、買い物に必要な時間を減らせる
- 雨の日・自分や子どもが体調不良の際にも買い物ができる
食材をネット経由で注文して自宅まで配送してもらうサービスです。こちらはそれなりにコストはかかりますが、既に利用されている方も多いかもしれません。でも、それだけ効果が大きいとも言えます。
ただ、もし近所でよく行くスーパーが宅配サービスをしているなら、あまり割高にならずに購入できるケースもあるのでチェックしてみてください。
通勤時間中や、昼ごはんを食べながらなど、ちょっとした時間を買い物時間に充てることで、買い物に行く時間と労力を減らすことができます。
9位 おかずは1汁1菜でOKとする
やること
- 取り入れる日を決める
- 1品でも満足感の高いレシピを知りバリエーションを増やす
効果
- 調理時間を大幅削減できる
- パターン化・ローテーション化で献立を考える時間も減らせる
毎日取り入れるにはハードルが高いですが、週に1-2回程度なら取り入れやすいはず。
品数が少なくても栄養が取りやすいよう、具沢山の汁物にするのはオススメです。
スーパーやコンビニのお惣菜に抵抗がないなら副菜はお惣菜を利用するなど組み合わせても良いでしょう。
1品でも満足度の高い味噌汁やスープのレシピもありますし、うどんやパスタを上手に使ってもいいですよね。
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ちなみに、ごはん+1汁1菜でなはく、おかずは汁だけで”1汁1飯”でOKというレシピ本もベストセラーになっています。
レビューも高いし、コメント数もすごいですね!


10位 子どもにお手伝いをさせる
やること
- 子どもと一緒に任せる部分を決める
- 適切なタイミングで声がけ。一緒に楽しむ。
効果
- 子供が小学生以上である程度慣れてくれば戦力になる
- 親子のコミュニケーションのきっかけとなる
- 子どもの料理スキルが身につき生きる力が育める
料理の手伝いの場合は、卵を割る、かき混ぜる、お茶や箸の用意をする等、パートごとに手伝ってもらいやすく、自分も調理中なのでコミュニケーションを取りながら楽しく進められるメリットがあります。
私自身は子どもが1歳を過ぎたくらいからこの子ども用包丁を使っています。
子どもって大人と同じ物を使いたがりますよね。でもさすがに包丁は本物は難しい…でも、この子ども用包丁なら、大人と同じような見た目で子どもたちも満足げです。
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掃除の時短テク10
気づかないうちに溜まっているもの。それがホコリや汚れです。
家は清潔にして快適に暮らしたいけど、丁寧にやろうとすると時間も手間もかかってキリがないですよね。
掃除の時短には、ある程度の割り切りと小さな習慣の仕組みづくりが肝心だと思います。
そしてこれが、そんな私の考える”家電に頼らない”時短テクニックトップ10です。
掃除の時短テク ランキング トップ10

1位 掃除機は週1−2回でOKと割り切る
2位 汚い場所・部屋があってもOKと割り切る
3位 掃除は汚れが目立つ場所だけ方式に
今回は1位から3位までをまとめて説明させていただきます。
実際、忙しくて自然とこうなっている方も多いとは思いますが、とにかく、ちょっと位のホコリでは人は死にません。
やること
- 掃除機をかける日を週2回までと決める
- エリアごとに今日はここ、明日はあそこ等と掃除する場所を区切る
- 汚れている場所だけ都度掃除する
- 片付いていない部屋があってもOKと割り切る
効果
- 掃除機をかける時間・物を片付ける時間の大幅な削減
一度にたくさん掃除する場所があるとまとまった時間が必要ですが、『今日はこの部分だけにしよう』『あそこはまた別の機会にやろう』と、スキマ時間を使って掃除するのもありだと思います。
子どもがいると食べこぼしなども多いと思います。
私は雑巾やウエットティッシュを使ったそのタイミングでついでに周辺エリアも掃除することで、全体的な掃除機がけの頻度が少なくても、目立つ汚れがあまりない状態をキープしています。
4位 子ども自身で片付けさせる習慣づけ
やること
- お手伝いの内容や条件を子どもと一緒に決める(約束する)
- 『やってみせる➡︎ 一緒にやる➡︎ 必要な部分だけ手伝う➡︎ 独り立ち』の流れで育てる
- 定期的に褒めたり、感謝の気持ちを言葉にするなどしてモチベーション維持
効果
- 自分がやる時間を削減すること+子ども自身の成長につながる
料理や洗濯だと、子どものお手伝いがあまり戦力にならない場合が多いですが、掃除だけは別かなと思います。
私自身は、玄関の掃き掃除と毎日のお風呂掃除は長男が小学校4年生の頃から担当してもらっています。
2歳・4歳の下の子どもたちには、自分で遊んだおもちゃの片付けはいつもお願いしています。床の雑巾掛け掃除などは、ゲーム感覚で楽しめる工夫を取り入れるといいですよね。
とは言いつつ、実際にはなかなかやってもらえず、私もあの手この手ではあります。でも、生活力のある大人に育ってほしいので、知恵を絞っていきたいです。
5位 掃除グッズはすぐ手に取れる場所に置く
やること
- 掃除する場所の近くに掃除グッズ置き場を作る
- 掃除グッズごと持ち運べるカゴに収納するのも◎
効果
- 掃除グッズを探したり撮りに行ったりする時間の無駄が減る
- 近くにあるので気になった時すぐ掃除できる
お掃除グッズが家のどこかにまとめて収納されていることがありますが、そのようにまとめるのではなく、掃除する場所の近くに必要なものだけ収納しておくやり方をお勧めします。
お風呂・トイレ・キッチン周り・ソファやベッドの近く・玄関など、気になった時にすぐに動けるようにすれば、短い時間で対応できるし行動を起こすハードルも低くなります。
6位 水回りは使った都度タオルで拭く
やること
- 流しやシンクには小さめのハンドタオルを複数枚用意する
- 掃除したい場所に置いておく
効果
- 水垢がたまらないので衛生的で大掛かりな掃除が不要
- 次の人が使う時も気持ちがいい
洗面台、キッチンシンク、お風呂場など、特に鏡やクロームメッキ部分の水滴をそのままにしておくと水垢がこびりついて掃除が大変ですよね。
これを防ぐには、やはり都度拭き取るしかないです。
私自身は洗面所のタオルは一般的なフェイスタオルを使い回す方式ではなく、ハンドタオルを使い捨てのような形にしています。
自分が使った後に水滴を拭き取るだけですが、これだけで水垢汚れが取れなくなったことはありません。

←自宅の洗面用タオルは1回使い捨てスタイル
7位 風呂は最後の人が掃除までする
やること
- 50度のお湯で壁も含めてお風呂場全体を流す
- 鏡やクロームメッキ部分は使ったタオルで水気を拭き取る
- 壁はスクイージーで水気を切る
効果
- 50度のお湯がカビ予防に効果的
- 水垢がたまらないので衛生的で大掛かりな掃除が不要
これに加えて、週に1度のしっかり掃除と2ヶ月に1度防カビ燻煙剤でカビとはおさらばです!
8位 トイレマット・キッチンマットは使わない
トイレマットやキッチンマットがあると、逆に掃除がしにくいと思いませんか?
掃除機もかけづらいし、マット系は嵩張るから洗濯もしづらい。だからなかなか洗濯できなくて汚れがずっと溜まったままになっていませんか?
かといってクリアマットを敷いてもマットの下にゴミが入り込んでマットにくっついてなかなか取れない。使って数ヶ月もすると汚れが目立つようになってきます。
だから、私はどちらもやめました。
やめてスッキリ。掃除機も雑巾掛けもすぐできて大正解です。
9位 換気口用のフィルターを活用
2003年7月以降に建築された住宅には、第三種換気システムの設置が義務付けられています。一般的には家の壁に排気口があったり、窓の冊子に通風口のようなものがあります。
お風呂の換気口でも同じですが、天井や壁にあるタイプなら、時短のために剥がせるフィルターを上から貼る。これ一択です!
Before (約3週間使用後) ➡︎ After (貼り替え直後)


Amazon等にもありますが、私はいつもお値打ちなDAISOの商品を使っています。

DAISO
換気口粘着抗菌フィルター
(日本製、15cm×15cm、角型、4枚)
価格100円(税込110円)
※丸型やサイズ違いもあります
10位 男性のトイレは常に座ってしてもらう
これは、トイレ掃除をしたことのある女性なら一度は思ったことあるはずです。
座ってするのと立ってするので、どのらい違うのだろう?とぼんやり思ってはいたのですが、私自身はこの動画を見て衝撃を受けました。
立ってした場合、ものすごく飛び散ってます。
(下の動画の2分30秒くらいから結果が見れます)
夫には座ってして欲しいといつもいってますが、慣れた動作を変えたくないのでしょうか。
全く聞く耳持たずです…
洗濯の時短テク10

では最後に、洗濯の時短術について見ていきたいと思います。
正直これは、家電や小手先のテクニックを取り入れるよりも、住宅の間取り段階で色々工夫をするのが一番効果が高いと思います。
ただ、工夫で乗り切れる部分もあるのでご紹介していきます。

1位 洗濯物は畳まない(カゴに入れる・吊るす)
準備するもの
- 乾いた洗濯物を入れておくカゴ・ラック
- バスタオルを吊るすためのフック
- 干した後そのまま収納するための収納スペースと衣類分のハンガー
やること
- 乾燥機で乾燥したもの
➡︎ 衣類は子供用と大人用と分類してカゴに入れるだけ
➡︎ タオル類はフックにかけて - ハンガーにかけて干したもの
➡︎そのまま保管場所に移動
効果
- 1回約20分かかる洗濯物収納時間が5分以下にできる
乾燥機を利用している場合、洗濯したものを畳むのが”洗濯”家事の中で一番時間かかりますよね。
私自身は、スペースや間取りの問題から、衣類をカゴに入れるだけ・ハンガーに干したまま収納スタイルは取り入れていません。
ただ、タオルをフックにかける方式は取り入れています。家族が多いと、これだけでも1回5分程度は時短できるはずです。
⬅︎自宅の脱衣場(兼)ランドリースペース
壁に突っ張り棒を3段設置。
上段には少し大きめのフェイスタオル
中断にはバスタオル
下段には掃除用のスリッパやスプレーを引っ掛けて保管しています。
突っ張り棒やタオルを挟むクリップはニトリやカインズなどのホームセンターで購入できます。
2位 部屋干し環境を整える
やること
- 部屋干し用の物干し台、ラック、パイプを準備
- サーキュレーターを準備
- 必要に応じて除湿機を準備
- 匂いが気になるなら部屋干し用の洗剤に切り替える
効果
- 洗濯物を干すために外に持ち出したり、室内に取り込む時間と手間が省ける
- 雨や風などの天候を気にしなくて良い
- 花粉や黄砂・紫外線からも衣類を守れる
洗濯物を室内で干すメリットはひと昔前に比べて随分浸透してきていると感じます。
親世代だと、外干ししないのは”悪”のような考え方もありますが、それは単なる”癖”です!
共働き世代なら、洗濯は乾燥機/部屋干しで完結させる、これ一択と言ってもいいでしょう。時短の観点以外にもメリットが大きいです。
このような可動式のラックもあります。

サーキュレーターだけでは乾かないという場合でも、除湿機を準備すれば大抵の衣類は部屋干しで十分乾きます。
性能が高くてシンプルな見た目なものではこちらがお勧めです⬇︎

3位 洗濯する場所と保管する場所を近づける
洗濯物が乾いて保管する場所が、バラバラになっていたり、遠かったりするといちいち運ぶのも面倒ですよね。そもそもやらなくなってその辺に置いたままになっていませんか?
だから取り込んだら、すぐ近くにしまう場所があれば良いのです。

⬅︎自宅ランドリースペース
洗う・干す・しまうが同じ場所で簡潔するように工夫
すぐに収納できるラックやカゴなどのスペースを設けるか、間取り的に難しい場合は、最初にご紹介したテクニックと組み合わせてカゴにポイっと入れて畳まず脱衣室や個人の部屋に持って行くようにするだけでも良いと思います。
リビングなどに一旦持って行って、畳んでからそれをまたそれぞれの場所に持って行って仕舞う…これだと畳んでも崩れたりしやすいですし、本当に大変です。
4位 パジャマは毎日洗わなくてOK
これも、そのままの意味です。洗濯物は少なければそれだけ時短ですからね。
夏場以外だったら、お風呂に入ってから寝ている間しか着ないならそこまで汚れないはず。
家族がOKなら取り入れる価値はあります。(子供が小さいと、朝食時に必ず汚すので結局毎日洗濯になっちゃいますが…)
5位 靴や上履きは靴用ネットで洗濯
やること
- 靴用の洗濯ネットを準備
効果
- 洗濯機に入れて干すだけなので、手洗いの時間が不要になる
私もこれは試す前はそんなに汚れが取れるの?と半信半疑でしたが、実践してみてびっくり!かなり汚れが落ちました。
毎週末保育園や学校から持って帰る上履き洗いは非常に精神的に負担でしたが、これを取り入れてから本当に楽になりました。
小さい子の上履きなら1つのネットに1足分まとめて入るし、上履き以外にも外履やスリッパなどもOKですよ。
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6位 カゴを複数用意して初めから種類分け
やること
- 脱いだ服を入れるカゴを2−3種類準備
- 白もの・色柄もの・大もの、等選択しやすいように脱いだ時に分けておく
- 大きめの洗濯ネットを使って仕分ける方法もあり
効果
- 洗濯機に入れる前の選別が不要になる
これは正直、そこまで時短になるものではありませんが、スペースさえ問題なければ割とすぐに取り入れやすいと思います。かごが難しい場合でも、布団用など、大きめの洗濯ネットに少ないものを入れる方法もありだと思います。

我が家は家族も多めでバスタオルも大きいものを使いたいので洗濯物の量が多くなりがち。
現在は写真のフレディレックのランドリーバスケット(39ℓ)を2個使っていますが、5年近く使って持ち手のところが割れてきてしまいました。
同じくらいの容量で2つ並べてスッキリ収納できそうなこちらの商品に乗り換えようかなと思っています。
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7位 布団は布団乾燥機で
布団乾燥機、私は最近使い始めました。
でも、正直もっと早く購入していればと後悔しています。
大きな布団を外に干したり取り込んだりはそもそも大変。
でも布団乾燥機なら移動なしで湿気を除去できます。
布団だけでなく、部屋干しだと乾き切らなかった衣類の乾燥にも使えます。
冬場は寝る前にこれを使って温めておくというのもアリ。
ちなみに私が使っているのはこちら。
見た目にオシャレさはなく、持ち運びしにくいのが難点ですが…機能的には満足です。
8位 シーツなどは乾燥機にかけられるものを
9位 洗いやすい・乾きやすい服中心に
8位、9位はいずれも洗濯そのものにかかる時間を減らそうという考え方。
実は私は布団のカバー類にリネン(麻)素材が入っているものを使っているのですが、これが乾燥機との相性バツ。
室内干しですが、都度干すことになっていて結構手間なので、綿100%で乾燥機OKのものにしておけばよかった…と後悔しています。
また、子どもの服などはすぐ乾く化繊素材のものだと室内干しでも片付きがいいですね。
10位 子どもにお手伝いをさせる
洗濯物を干すことは背丈の低い子どもはできない場合が多いです。
でも、畳むこと、自分の部屋など、収納場所に持っていくことなどだけでも担当制にして戦力にするのはおすすめです。
初めは自分の服だけで始めて、ゆくゆく全ての洗濯物の収納をお願いできるようになれば、大きな時短効果です!
男の子はなかなか気が向かないケースも多いですが、女の子だと興味を持ってくれることが多いはずです。そのタイミングで少しずつ仕込んでいきましょう!
時短テクニックまとめ
30アイデアのまとめリスト
いかがでしたか?
この中に、あなたがまだ取り入れていない時短テクニックは見つかりましたか?
たくさん紹介してきて思うのは、時短のポイントはやはり
『仕組み化』『割り切り』『協力者』だと思います。
特に、掃除や洗濯では、一度仕組みを作ってしまえばずっと効果の続くものも多いはず。
また、”今日は1品料理でいい” ”お風呂は毎日入らなくてもいい” ”部屋が汚くてもOK”と割り切らないと実際毎日回らないことも多いですよね。
そして、自分が”やらねばならない”の思い込みを捨てて人に任せることができると、ずいぶん楽になれます。
自分にあったアイデア・テクニックを取り入れて、
あなたの毎日が少しでも楽になることを願っています!
ちた